子どもたちが中学生と小学生になって、ようやく少しだけ手が離れてきた。そう感じ始めたのは、今年の春ごろのことだった。「そういえば、私たちふたりだけで旅行するって、いつぶりだろう」と夫にぽつりと話したら、「じゃあ行こうよ」と意外にもあっさり返ってきた。
行き先はすぐに決まった。由布院。ずっと行きたかった場所だ。温泉に浸かって、のんびり歩いて、おいしいものを食べて。そんなシンプルな旅がしたかった。
ただ、問題があった。夫の仕事の都合で、旅行期間がなんと14日間になったのだ。
東京から飛行機で福岡空港へ飛んで、そこからレンタカーで由布院を目指す。それ自体はすぐに決めた。でも、2週間というのはレンタカー代としてはかなりの金額になる。私はどちらかというとお金のことをしっかり考えるタイプで、「なんとなく大手にしておこう」では済まない性分だった。
パソコンを開いて、比較サイトをいくつか回った。トップに出てくる大手各社、聞いたことのないローカルな会社、空港送迎があるところ、ないところ。条件を変えながら何度も検索した。電話で問い合わせたこともある。「14日間で、夫婦ふたりで乗れるサイズはありますか」と聞いて回った。
そのなかで気になったのが、業務レンタカー福岡空港店だった。
正直に言うと、最初は「なんだろう、この会社」と思った。名前から受ける印象がいわゆる大手とは少し違って、聞き慣れないぶん少し慎重になった。でも料金を見た瞬間、思わず声が出た。
14日間の料金が、大手と比べてかなり抑えられていた。同じ期間、似たようなクラスの車で、これだけ差があるのか、と。比較サイトの数字を何度も見直した。見間違えかと思って、公式サイトにも直接アクセスして確認した。
それでもやっぱり安かった。
長期レンタルの場合、日数が増えるほど料金の差が積み重なっていく。14日間ともなれば、その差は旅行中の宿泊費や食事代に充てられるくらいの金額になる。「浮いたお金を由布院の旅館にまわせる」と夫に話したら、「それは大きいな」と目を丸くしていた。
福岡から由布院まで、高速道路を使えば2時間ほどで行ける。2週間の滞在中、由布院を拠点にしながら別府や日田など周辺にも足を伸ばしたいと考えていたので、高速道路を使う機会は何度もあるはずだった。
ETC対応かどうかは、実はかなり気になっていた点だ。毎回現金で料金を払うのは手間だし、割引が受けられないのはもったいない。業務レンタカーにはETC車載器がついていると確認できたので、それも安心材料になった。
業務レンタカー福岡空港店のサイトを眺めていて、もうひとつ気になったことがあった。車種のラインナップだ。
私たちは夫婦ふたりの旅行だけれど、ふだんは子どもが2人いる4人家族。コンパクトカーより少し広めの車に慣れているので、窮屈な車は正直つらい。2週間乗り続けるとなれば、なおさらだ。荷物も多めになるし、由布院周辺の道をゆっくり走るにも、ある程度ゆとりのある車がいい。
業務レンタカーには、ファミリーユースにも対応した車種が揃っていた。「家族向けの車種と料金」という言葉を見て、「あ、これは私たちにも合う」と感じた。子どもと来るわけではないけれど、広さや快適さという意味では同じことだ。長距離・長期間のドライブでも疲れにくいサイズ感を選べるのは、ありがたかった。
福岡空港についてすぐ送迎してもらえるのも助かった。空港からも近い。
業務レンタカーは福岡空港からのアクセスがしやすく、到着してからスムーズに乗り出せた。旅の始まりに無駄な時間をかけずに済んだのは、思っていた以上に気持ちがよかった。「ああ、旅が始まったな」という感覚を、早い段階で味わえた気がする。
由布院は、想像以上によかった。金鱗湖の朝霧、湯の坪街道のゆったりした空気、夜の温泉。旅館の方が「今日はどちらへ行かれますか」と声をかけてくれて、「まだ決めていないんです」と答えられる気楽さが、長期滞在の醍醐味だと感じた。
レンタカーがあることで、天気や気分に合わせて行き先を変えられた。別府の地獄めぐりにも行ったし、日田の古い町並みも歩いた。「今日は遠出しようか」「今日は由布院でのんびりしよう」という会話が自然と生まれて、それが夫婦ふたりの旅らしい時間だった。
帰る直前、「また来ようね」と夫が言った。私もそう思っていたから、素直にうなずいた。
今回の旅を振り返って、つくづく思うのは「どこで借りるかって、けっこう大事だな」ということだ。料金の差が旅の予算に直結するし、車の使い心地は毎日の気分に関係してくる。
長期旅行だからこそ、じっくり調べてよかった。業務レンタカー福岡空港店は、コストを抑えながらも快適な移動ができる選択肢として、私には本当に合っていた。
由布院に行きたい方で、福岡空港からレンタカーを考えているなら、ぜひ一度調べてみてほしい。特に1週間を超えるような長期の旅には、料金面での差がはっきり出てくると思う。